地球とセレスティアを繋ぐ時穴を開け、その代償としてありえない速さで細胞が老朽化していく=寿命が短くなる体になってしまう。そのことは真弥を始めとする救世主一行の大きな不安要素として苛み続ける。
世界よりも自分を選んでしまう真弥の心を理解しており、自身も真弥と共に生きることを望んでいるが、結局救世主として目覚めた真弥に自分よりセレスティアを選ばせてしまう。
余談だが、「俺の救世主さま」ではキャラが全く変わっており、暴君のような振る舞いをする。それでいて、いつも必ず話の中心に位置している。
夢衣(むい)
メシアの「翼」。天然ボケな少女で、いつも変なものを発明している。また、大概の発明品には自爆スイッチがついている。料理が下手。セレスティアの住人でありながら魔力を持たないため、自身の発明品を駆使して闘う。その発明品の数々は驚嘆に値するものであり、真弥達の世界の現代科学でも不可能なことをあっさりとやってのける。真弥達の世界に来て様々な技術を目にしたことで、それを自らの発明に取り入れ、腕に一層磨きをかけている。真弥に恋情を抱いているが、真弥には春儚こそふさわしいと考えており、自分を含め、二人がそれ以外の人間と結ばれることを認めない。
氷刃(ひめ)
メシアの「剣」。冷静沈着な女性。愛剣「飛天凰舞」を操り、その腕前はなかなかのもの。剣士であるが、飛天凰舞が真の力を解放するためには元素が必要であるため、元素のない空間では戦闘能力が激減する。しかし、剣自体の切れ味が無くなる訳ではない。春儚を溺愛しているためか、真弥に異様な敵対心を持ち、夢衣には「お父さん」呼ばわりされることも度々ある。ただ、最近では真弥のことを「我らの王」と呼んだり、自分の命を代償に真弥を助けようとした春儚を叩いたりと、真弥を認め、思い遣るようになっている。冷たい外見とは裏腹に、甘いものが好きで暑いのが苦手。過去のある経験より、真弥に対し甘さを捨てるように厳しく迫るが、それは未熟な真弥を思ってのことであり、愛情の裏返しでもある。
飛天凰舞の開放の言葉は「目覚めろ、飛天凰舞!そして、歓喜せよ!!」
本来の名は「悲姫」。四年前に女王の復活で滅びた「死都麗古」の姫君であり、旧セラキエル派の王子の婚約相手でもあった。自分の付きの者であり想い人でもあった楊慈を自分の甘さで失い、彼の剣「飛天凰舞」を持って一人生き延びる。その後、何度も首を切って自殺を図るが、首を切る度に出会った春儚に治されていた。
カバー裏「俺の救世主さま」では、真弥と結ばれて逃避行したり、結局春儚に捕まってボコボコにされるなど本編とキャラ・設定ともに全く違うという混乱ぶりを見せる。
タルタル
メシアの「雷」。頭が良い幼女。薬品の調合を得意としている(らしい)。いつも薬ができるとすぐ周囲の人を実験台として使ってしまい、真弥達のクラスが「死屍累々」になったことも。しかし、普通の薬を作ることもでき、涼平の父に絶賛されたこともある(ちなみにそのときの調合は涼平の父の病院をいずれ乗っ取るためであった)。話すときは基本的に一言。ある意味、この話になくてはならない人物。直接何かの力を使って戦闘に参加したことは未だないが、バウルの神殿の地下における描写より、かなりの力を持つと推測できる。またアギト戦で真弥や?儚を一度逃がしたりなど、ときたま戦闘で重要な活躍をしたりもする。真弥達の知らないいくつかの真実を知っており、他の四法聖とは何か一線を画す印象を受ける。
?儚(あいな)
FX
記憶を失った真弥の前に現れた、自らを「新しい救世の巫女」だと語る少女。彼女との出会いが真弥が記憶を取り戻し、再び戦いへと戻ってゆくきっかけとなる。睡眠をとることを知らず、限界を超え突然倒れたりするなど、常人とはかなりずれたところがある。本来の救世主の巫女である春儚が戻った後、自分の存在価値に悩む。13騎士を開放するという他の誰もが使えないはずの魔法を使うなど、謎の多い人物。
実は燃やされた「救世のススメ」だと明らかになるのは狂神アギトとの戦いのときであった。
短い期間での登場だったが、回想に現れたり、「救世ノススメ」として語りかけ、力を貸すなど、真弥たちに影響力を与え続けた。
カバー裏「俺の救世主さま」では、本編ではもう登場しないことをいいことに魔法少女に変身して見せるという暴挙に出た。しかし、速攻で春儚に倒される。
SEM
[編集] 支配者(エンピール)と絶対なる四覇聖(エンピール=フォース)
榊山涼平(さかきやまりょうへい)
真弥の幼馴染で親友。学校では真弥と違って人気者である。クセの多いクラスメート(及び先生)の中では友人の秋枝・まほかと並んで常識人。秋枝の姉・夏枝のことが好きだが、告白はしていない(できていない)。幼少時におけるある出来事により真弥に絶対的な信頼をよせ、真弥を命をかけてでも守ろうと決意している。
「支配ノススメ」を持つ支配者(エンピール)である。13騎士『炎帝カーラー』などの力を持つ。
「俺の救世主さま」では真弥をめぐって春儚と対決する場面も。そちらでは3巻以来登場していなかったが、12巻でついに再登場する。
璃瑠(りる)
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絶対なる四覇聖の一角、支配の巫女。通称「葬姫(そうひめ)」。支配者(エンピール)を探す為にセレスティアから真弥の世界へ来たところ、偶然にも真弥と遭遇する。春儚の最初の友人で、13歳まで一緒に預言者バウルの神殿で育てられていたが、春儚がある「裏切り」をしたことで追放される破目に遭い、春儚を酷く憎むようになる。人では制御不能といわれた「四黒元素方陣(しこくげんそほうじん)」を操る。真弥に激しい好意を抱くが、支配側の自分と救世主である真弥が結ばれることはありえないことに苦しんでいる。
実は本来の救世ノ巫女、真弥のパートナーである。春儚が自分と入れ替わるという「裏切り」をしたために支配ノ巫女となり、人々から憎まれる生活を送るようになったことで彼女を憎んでいた。その件はもう許しているようで和解もしているが、未だに自分が守るはずだった真弥を奪われたことに関しては割り切れないようである。
サリエルが真弥を殺して支配者としての本性を現し、春儚と自分に施した運命操作を解いたことで救世ノ巫女に戻る。その後、救世ノススメを拾ってサリエルを追い、奪われた「聖母」を再び取り戻して絶命した真弥を蘇生する。致命傷を負い、ボロボロになりながらも聖母の力を真弥に施す彼女は、「これからはずっとシンヤといっしょにいられる」と安らかな表情を浮かべて眠りについた。
アギト
絶対なる四覇聖の一人。通称「狂神(くるいがみ)」。平気で人を殺し、物を壊して罪を感じることを喜びとする狂人。周囲の元素を集め体内に吸収、また体に纏うことで身体能力を強化し、それによる肉弾戦を得意とする。さらに、自らの片目を代償として潰すことで周囲の「死」を力の源とし巨大な「狂神」と化す。元素を必要としないうえ、「死」が大きければ大きいほど「狂神」の力も強大なものとなる。また「狂神」には魔物を引き寄せ、操る力もある。
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サリエル
絶対なる四覇聖の長、支配者の「雷」。通称「死天使」。未来を見る「ノルニルの旋律」を持つ。戦闘時には背後に天使が現れる。未来を見る能力により相手の行動が読めるが、真弥との戦闘で初めて傷を付けられる。それ以来、真弥には興味を持っている。バウルの神殿の碑文にあった「死天使」という文字や、春儚との因縁、バウルを殺したと思しき描写やそのバウルの「お前を救ってやれない」という発言、記憶の喪失など、未だ謎が非常に多い。 真の支配者。元々持っている能力が未来視の「ノルニルの旋律」ではなく運命操作の「ラケシスの天秤」であり、この力で涼平を仮の支配者に仕立て上げたり、春儚と璃瑠の力を入れ替えたりしていた。前以て操作した運命を「予言」することで自分の力を未来視だと周囲に誤認させていた。
そして、13番目の13騎士「死天使」。大天使の力の化身である他の13騎士とは違い、元々の12人が大天使の力で禁忌の術を用い大天使以上の力を持つ存在として造られた存在である。本来セレスティアの人間は支配者や救世主にはなれないが、「大天使の被造物ではない」ので支配者になることができた。しかし、13騎士が同じ13騎士を目覚めさせることはできなかったので、涼平に支配者の力を委譲し、利用した。
真弥を殺し、真の支配者として目覚め、セレスティアの崩壊を放置し、春儚を連れ去って「人間のいない新しい世界」を創造しようとするが、「聖母」の力で蘇生した真弥に倒される。その後、ワザと真弥のトドメの攻撃を誘って死亡する。
最終的に死んでしまうが、一度完全に真弥の息の根を止めているので救世主と支配者が決着を着けた際に与えられる「因果消滅」の特権を所持している。